初心者のための住宅ローンの基礎知識をご案内。今回は「ローン手続きをついつい見逃しがち」です。
トップページ / 住宅ローンの基礎知識「ローン手続きをついつい見逃しがち」
マイホーム購入に当たっては、どうしてもマイホーム選びにばかり気をとられて、ローン手続きをついつい見逃しがちです。
しかし、マイホーム購入の手続きと同時にローンの手続きをキチンとしておかないと、予定通りに住宅ローンを利用できず、売買契約の遂行に齟齬を来すことになりかねません。
ローン手続きが遅れたために、売買契約を予定通りに遂行できず、売主や不動産業者から違約金を請求されたり、また契約の解除を求められたりすることもあります。
買主側に原因がある場合には、契約時に支払った手付金は没収されます。せっかくのマイホーム計画がゼロに戻るだけではなく、マイナスからの再スタートになりかねないので、くれぐれも注意が必要です。
まずはマイホームの購入とそのなかでの住宅ローン手続きの流れを頭のなかに入れておきましょう。
購入条件を整理して、物件探しを行い、物件が決まった段階から具体的なローン手続きが始まります。
物件の売賀契約時に利用するローンを決めて借入れの申込みを行います。
これはローン契約ではありません。契約は物件の引渡し時に行うことになります。ここでは、必要書類を整えてローンを利用できるかどうかを確認するための申込みになります。
(続く)